突然、肝臓に腫瘍が見つかって

健康に気をつけて生活していた私が、肝臓に腫瘍があると言われて動揺する日記

結局、腫瘍ではなく血管腫で、おそらく良性という診断をもらい、

夫とひとまずほっとしたね、と乾杯。

 

その数日後、実家に寄って母に話した。

 

驚かなくていいからね、と前置きしたけれど、

ものすごく驚いて動揺していた。

 

結局、大丈夫だったから、と話したのだけど、

その時正直な感想を話した。

 

「自分が死ぬのは嫌だったけれど、

これで親を看取らなくていいと思ったら

それだけは良かった」

 

誰かと死に別れるのはつらそう。

自分の心が持たない。

 

そう思って準備しながらも不安だった。

特に夫の母は88歳。

何があってもおかしくない。

 

取り乱さないように心を少しずつ鍛えていかなくては、と

プレッシャーにも感じていた。

 

何の気なしにそのまま感想として伝えたら、母の逆鱗に触れた。

 

母のそういうところが大嫌いだ。

父と二人きりになってストレスがたまっていたところに

自分のことを娘が看取りたくないと言ったと直結して

傷ついた傷ついたと騒ぎだす。

 

私にとってちっとも良い母ではなかった癖に

要求だけはどんどんしてくる。

妹まで間に入ってきて

 

「お姉ちゃんは老人とか弱者に冷たい」

 

と批判してくる。

 

みんなまとめていなくなればいいのに。

いつも思う。

診断結果

今日の16時、

全ての結果が判明。

 

B型肝炎C型肝炎も陰性。

 

CT結果を見ると、3センチ弱の腫瘤と

その上に1つ、そして点状にいくつかの

血管腫があるとのこと。

 

全て治療の必要はなく、経過観察で

いいそうだ。

 

こんな事、早く教えてくれたら

良かったのに。

心配して気持ちが塞がった2ヶ月弱、

ようやく気持ちも持ち直した。

 

肌の赤みや後鼻漏については

36種類のアレルギー検査を受けて

しっかり判明させる。

 

ひとまず12月まで一安心。

肝臓は血管腫じゃないのか?

検査結果は来週9日だけど、

先生がつぶやいた

 

血管腫じゃないかな?」

 

が気になって調べた。

 

良性の腫瘍って。

偶然エコー検査で見つかるって。

 

経過観察くらいで良いって!

 

これじゃないの?たぶん、これよ。

セカンドオピニオン

やっぱり待てない。

3ヶ月このままじっと待つなんて無理。

 

ネットで検索した「肝臓」「病院」「地名」で

ヒットした病院を選ぶ。

 

予約不要で肝臓に詳しそうで

薬剤師向けの講演もする医師がいる

新たなM病院へ。

(トップページが平成17年正月で終わっていて

少し不安は残る)

 

身長体重を計られ、未熟そうな若い看護師から

問診を受ける。

 

顔の痒みからどんな病院へ行ったか。

長引く咳から心配になり胃カメラを飲み

逆流性食道炎が判明するも、

その時のエコー検査で肝臓に腫瘍が

見つかったこと。

 

大腸検査も異常がなく、

造影CT検査で「3ヶ月後」と言われて

不安が残っていることを伝える。

 

「病名は聞かなかった?」

 

と問われる。

たしかに聞いていない。

 

それまで腫瘍と言っていたけど腫瘤と

言い換えられたことしか記憶にない。

 

「それはあんまり意味がないね」

 

医師は呆れるように

 

「そのまま待つのはそれは不安だよね」

 

国立の大きな病院でCT検査をしたと

告げると、私の同意書があれば

先生も見ることが出来るそう。

 

それを見て、そしてB型肝炎C型肝炎

検査を念のためしようと告げられる。

 

来週9日、この日に全てが解明される。

モヤモヤが晴れると良いなぁ。

待とう

色々悩んでいたら面倒になった。

何より鬱になりそう。

 

だるいし眠いし気持ちが暗い。

これはいかん!

 

 

ということで、PET検査もしない。

理由は

 

「肝臓はわかりにくい」

 

と書いてあったから。

 

怖い医師におずおず紹介状を頼んで、

保険診療で3万円支払って

挙げ句の果てに

 

「ガンかどうかわかりません」

 

なんて結果は目も当てられない。

 

医師が様子見を決め込んで12月に

エコー検査すると言うなら、

もうそれで良くない?

 

顔は相変わらずチカチカ痒いけど。

こっちは漢方も痒み止めも出てるし。

 

活性酸素除去するという世界特許のサプリも

飲むことにした。

 

顔の腫れと痒みで数ヶ月やめていた間に

肝臓に腫瘤が出来たのかもしれないから。

 

そうよ、きっとそう。

多めに飲んで12月の再検査で消えているかも!!

 

そう結論づけた。

PET検査を迷う

血液検査の結果、

肝臓が悪いから肌が赤く腫れたり

痒みが出るのではないと言う。

 

漢方内科の先生は

 

「腸がむくんで腫れて後鼻漏になっている」

 

という診断。

 

また漢方が変わる。

 

先生が

 

「3ヶ月待つのは辛いね。

PET検査してみたら?」

 

と言う。

 

大腸検査をしてくれた病院に

CTの画像データがある。

 

受け取りがてら相談するか、

迷う。

誕生日

46歳になった。

 

朝一番で夫が

 

「誕生日おめでとう。

今回の件で、

かけがえのない存在だと

改めて思ったよ」

 

と言ってくれた。

 

命には限りがある。

 

わかっているはずなのに、

わかっていない。

 

大事に生きなければ。